二次虫歯とは
材料を詰める前に、こちらをご覧ください!
上記の画像は、虫歯の治療後、材料を詰めた後再度虫歯になった、二次虫歯という現象です。
詰め物をして治療が完了したことで決して安心してはいけません!
詰め物・被せ物をした歯は、劣化や二次虫歯を繰り返すことによりどんどん自身の歯が削られ、最終的には歯を失うことになります。
二次虫歯の主な原因
①セメント(接着剤)の劣化
②口腔内の清掃不良
③歯ぎしり、食いしばり
自身の歯を失ってしまった場合でも、上記のような治療方法がありますが、費用・時間等に対してデメリットがあり、以前と同じように噛むことが難しくなってしまいます。
二次虫歯を防ぐには
3つのポイント
①「定期的な検診」を受け、虫歯の原因菌となる歯垢や歯石を取り除くことが大切です。
②歯ぎしりや食いしばりには、「マウスピース」を使用することにより軽減できます。
③また、「虫歯になりにくい材料」を選択することで、詰め物の寿命は格段にあがると言われています。
主な材料
パラジウムインレー
銀色の詰め物。保険適用ですが、とても硬く、年数がたつと劣化や腐食することがあり、その隙間から虫歯になることが多くあります。
ゴールドインレー
金色の詰め物。保険適用外。伸縮性があり、削った歯との適合がとても良い為、詰め物と歯の間から虫歯になりにくいことで、10年生存率が約96%との結果も出ています。
セラミックインレー
白い詰め物。保険適用外。見た目は天然歯に近く劣化しにくく、虫歯になりにくい性質をもっています。その反面、強い力が加わると割れる恐れがあります。
患者様一人一人に合った詰め物をご自身で決めていただくことが大切です。
詰め物に対するご不明点等ございましたらお気軽にお尋ねください。